サンバルプル

サンバルプル城(1825年
ヴィール・スレーンドラ・サーイー

サンバルプルオリヤー語:ସମ୍ବଲପୁର、英語:Sambalpur) は、インド東部のオリッサ州サンバルプル県(英語版)都市。同県の県庁所在地。人口は154,164人 (2001年)。

歴史

古代におけるクラウディオス・プトレマイオスの『ゲオグラフィア』にもその存在が記されている。

1800年ナーグプルのボーンスレー家に征服されたが、1818年第三次マラーター戦争が終結すると同時にサンバルプルは領主に返還され、イギリス保護下の藩王国となった。

19世紀半ばまでサンバルプル藩王国の統治下にあったが、1849年に断絶するとイギリスの直接支配下におかれ、英領インド帝国に組み込まれた。

しかし、1857年インド大反乱が勃発すると、藩王の一族であるヴィール・スレーンドラ・サーイーが立ち上がり、1862年に降伏するまで抵抗を続けた。

地理

マハーナディー川(英語版)沿いに位置している。街の郊外にヒラクド・ダム(英語版)があり、水力発電が行われている。繊維産業などが盛ん。

外部リンク

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