上井出村

かみいでむら
上井出村
廃止日 1958年4月1日
廃止理由 編入合併
北山村、上井出村、白糸村、上野村 → 富士宮市
現在の自治体 富士宮市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 静岡県
富士郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
面積 112.70 km2.
総人口 4,797
(1955年国勢調査)
隣接自治体 静岡県
富士郡北山村、白糸村
山梨県
南都留郡鳴沢村
西八代郡下部町上九一色村
上井出村役場
所在地 静岡県富士郡上井出村
座標 北緯35度18分30秒 東経138度35分36秒 / 北緯35.30839度 東経138.59322度 / 35.30839; 138.59322座標: 北緯35度18分30秒 東経138度35分36秒 / 北緯35.30839度 東経138.59322度 / 35.30839; 138.59322

富士地域の町村制施行時の町村。18が上井出村。
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上井出村(かみいでむら)は静岡県の東部、富士郡に属していたである。現在の富士宮市北端部、朝霧高原一帯にあたる。

地理

歴史

江戸時代

江戸時代には、以下の5村であった。甲州街道を囲む地域であるため、物資輸送や林業が主な産業だった[1]

  • 上井出村(旗本領・藩領):交通の要衝であり、宿場が置かれ、伝馬役が課された。
  • 猪之頭村(旗本領・藩領):湧水が豊富で農業が行なわれた。
  • 人穴村(天領):溶岩洞穴があり、富士講信者の聖地だった。
  • 根原村(天領):自然環境が厳しく、年貢も免除になるほどの貧村だった。国境にあり、関が置かれた。
  • 麓村(天領):戦国時代には金山があった。

昭和

  • 1943年(昭和18年)3月17日 - 原野火災が発生。焼失面積は約19.8キロ平方メートル[2]

合併編入

交通

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

  • 朝霧高原
  • 曽我兄弟の墓
  • 白糸の滝 - 白糸村との境界に所在。
  • 陣馬の滝
  • 麓のつり橋 - 長さ約60m。富士山と毛無山を両側に望む。橋の上で富士を拝むと願い事が叶うと言われている[3]

脚注

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  1. ^ 「市内北部地域の歴史とくらし」展 富士宮市郷土資料館
  2. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、62頁。ISBN 9784816922749。 
  3. ^ 麓のつり橋(東海自然歩道)「アウターネット」2011年12月号No.105

参考文献

関連項目

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