下野康史

下野 康史(かばた やすし、1955年2月7日 - )は、日本自動車評論家

略歴

  • 神奈川県川崎市出身。立教大学社会学部産業関係学科卒業後、二玄社に入社。自動車情報誌『CAR GRAPHIC』、『NAVI』の編集に携わる。
  • 『NAVI』は1984年の創刊時からのスタッフで、渡辺和博のコラムの担当者でもあった(1983年の東京モーターショーに渡辺が見にきているのを発見して、連載を依頼した)。渡辺が「エンスー」という言葉を発明するのにも、編集者として立ち会った。
  • 1988年夏に、二玄社を退社して、フリーランスジャーナリストとして活動。
  • 現在でも『カーグラフィック』、『NAVI』各誌に原稿を寄せるほか、goo自動車&バイクの試乗レポートなど多数のメディアに寄稿している。

専門用語をあまり用いない平易な自動車解説が特徴で、自動車専門誌のみならず一般誌に記事を寄せるケースも多い。

自転車ロードレース愛好家としても知られており、東京‐糸魚川ファストランに毎年参加している。また固定ギアにも造詣が深く、ブーム以前の2001年にはフルオーダーで固定ギア車を製作している。但し保安部品の取り付けを前提条件としており、ノーブレーキには否定的である。

「楽をするためにクルマに乗ってるんじゃない」ので、(3ペダルの)マニュアル車をこよなく愛する。

中学生時代、実妹を交通事故により亡くしている。その為、交通安全に関しては辛辣な記述が時折見られる。

運転免許を取得して30年目の更新時に、優良運転者(ゴールド免許)となった。但し、更新前日にスピード違反で検挙された為、ゴールド免許となったのは現在までに一回のみである。

著書

  • 乗んなきゃわかんない (1989年11月)、朝日新聞社
  • 自動車最新事情 クルマニカ―あなたの個性を活かすベスト・チョイス〈'91〉(1990年12月祥伝社
  • 読むクルマ―新車診断 (1991年7月、 朝日新聞社)
  • 今朝、僕はクルマの夢を見た。(1991年10月、 マガジンハウス
  • 今日は、クルマに乗りたい気分 (1993/09、マガジンハウス)
  • カルト・カーがぜったい!―稀少車完全試乗カタログ (1995/05、マガジンハウス)
  • 今度は、この3ケタ国道を走ってみたい。(1995/07JTB
  • 車ランキング〈'96〉(1995/11、朝日新聞社)
  • 自動車熱狂時代―1960~80年代の名車46台、イッキ乗り!(1998/11、東京書籍
  • 「運転」―アシモからジャンボジェットまで(2003/02、小学館
  • 図説 絶版自動車―昭和の名車46台、イッキ乗り!(2006/05、講談社
  • 新説 軽快小型車―だから、小さいクルマに乗るのがいい!(2007/01、講談社
  • ロードバイク熱中生活(2010/12、NRMパブリッシング)
  • ロードバイク熱中生活(2011/6、ダイヤモンド社
  • クルマ好きのための21世紀自動車大事典(2011/11、二玄社

連載

関連項目

脚注

  1. ^ マカロニアンモナイト 「下野康史のホビー人間養成講座」(WAYBACK MACHINE)
  2. ^ マカロニアンモナイト 「下野康史の出物・ハレMONO」(WAYBACK MACHINE)

外部リンク

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