日本放送演芸大賞
日本放送演芸大賞(にほんほうそうえんげいたいしょう)とは、フジテレビジョンが1973年から1987年まで毎年1月3日に開催していた演芸の賞レース。
概要
前年活躍した芸人・タレントの中からノミネートされた。当初は「放送演芸大賞」と呼ばれていたが1982年の第10回から制作に関西テレビも加わり、受賞対象が関東圏から全国規模に拡大し、名称を「日本放送演芸大賞」に変更された。しかし、漫才ブームも去り、演芸の大衆化が多くなったことから1987年の第15回大会をもって終了した。2009年ではこの形式のリバイバル版にあたる「新春お笑い大賞2009」を放送した。
受賞者
放送演芸大賞 (1973年 - 1981年)
回 | 年 | 大賞 | 曲芸部門賞 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1973年 | 柳家小さん(5代目) | 海老一染之助・染太郎 | |||||||||
回 | 年 | 大賞 | 落語部門 | 漫才部門 | コント部門 | 漫談部門 | 声帯模写部門 | ボーイズ部門 | 曲芸部門 | |||
2 | 1974年 | てんぷく集団 | 月の家圓鏡(5代目) | 青空球児・好児 | てんぷく集団 | 牧伸二 | 桜井長一郎 | 殿さまキングス | 海老一染之助・染太郎 | |||
回 | 年 | 大賞 | 落語部門 | 漫才部門 | コント部門 | 漫談部門 | 声帯模写部門 | 奇術部門 | 浪曲部門 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | |
3 | 1975年 | 古今亭志ん朝 (3代目) | 古今亭志ん朝 (3代目) | 獅子てんや・瀬戸わんや | コント・ラッキー7 | 宮尾たか志 | 佐々木つとむ | 引田天助 | 玉川勝太郎 | 橘家舛蔵 | 古今亭志ん駒 江戸家小猫 橘家舛蔵 春日三球・照代 月見おぼん・こぼん | |
回 | 年 | 大賞 | 落語部門 | 漫才部門 | コント部門 | 奇術部門 | 浪曲部門 | ボーイズ部門 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | ||
4 | 1976年 | 柳家小三治(10代目) | 柳家小三治(10代目) | 春日三球・照代 | コント55号 | 伊藤一葉 | 二葉百合子 | 玉川カルテット | 泉ピン子 | 泉ピン子 桂文平 イエス玉川 新山えつや・ひでや 玉川福太郎 | ||
回 | 年 | 大賞 | 特別賞 | 落語部門 | 漫才部門 | 漫談部門 | 講談部門 | 奇術部門 | 浪曲部門 | ボーイズ部門 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 |
5 | 1977年 | 二葉百合子 | 鏡味小鉄 | 三笑亭夢楽 | 内海桂子・好江 | 松鶴家千とせ(3代目) | 一龍斎貞水 | 北海マキ | 二葉百合子 | 灘康次とモダンカンカン | さがみ三太・良太 | 原一平 さがみ三太・良太 三笑亭夢之助 柳家小菊 ツービート |
回 | 年 | 大賞 | 特別賞 | 漫才部門 | コント部門 | 漫談部門 | 声帯模写部門 | 奇術部門 | ボーイズ部門 | 曲芸部門 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 |
6 | 1978年 | 春日三球・照代 | 三遊亭圓生(6代目) | 春日三球・照代 | ギャグ・メッセンジャーズ | 宮尾すすむ | 佐々木つとむ | 松旭斎すみえ | 玉川カルテット | キャンディーボーイズ | 星セント・ルイス | 星セント・ルイス コント太平洋 春風亭小朝 神田小山陽 バラクーダー |
回 | 年 | 大賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | 部門賞 | |||||||
7 | 1979年 | 星セント・ルイス | 三遊亭楽太郎 | 東京丸・京平 北口光彦 | はたけんじ | |||||||
回 | 年 | 大賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | 講談部門賞 | |||||||
8 | 1980年 | 三遊亭圓楽(5代目) | B&B(3代目) | 柳家さん光 | 宝井琴鶴(4代目) | |||||||
回 | 年 | 大賞 | 落語部門賞 | 漫才部門賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | ||||||
9 | 1981年 | 春風亭小朝 | 春風亭小朝 | B&B(3代目) | 三遊亭圓丈(3代目) | マギー司郎 |
日本放送演芸大賞 (1982年 - 1987年)
回 | 年 | 大賞 | 特別賞 | 功労賞 | 最優秀敢闘賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10 | 1982年 | 桂枝雀(2代目) | ツービート | 桂米朝(3代目) | 桂べかこ(3代目) | 九十九一 | 桂べかこ(3代目) 九十九一 明石家さんま コント赤信号 ヒップアップ 桂米助 春やすこ・けいこ 山田邦子 マギー司郎 片岡鶴太郎 ゆーとぴあ 太平サブロー・シロー | |||
回 | 年 | 大賞 | 奨励賞 | 功労賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | ||||
11 | 1983年 | ビートたけし | オール阪神・巨人 春風亭小朝 明石家さんま | 笑福亭松鶴(6代目) 橘右近 | 太平サブロー・シロー | 太平サブロー・シロー ヒップアップ 片岡鶴太郎 山田邦子 アゴ&キンゾー 桂文福 コント赤信号 三遊亭小遊三 笑福亭鶴志 | ||||
回 | 年 | 大賞 | 奨励賞 | 話題賞 | 功労賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | |||
12 | 1984年 | タモリ | 桂文珍 コント・レオナルド | ビートたけし 横山やすし | 柳家小さん(5代目) 夢路いとし・喜味こいし | 板東英二 | 板東英二 コント赤信号 片岡鶴太郎 桂文福 斉藤ゆう子 三遊亭小遊三 山田邦子 | |||
回 | 年 | 大賞 | 特別功労賞 | 特別賞 | 奨励賞 | 話題賞 | 優秀賞 | 敢闘賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 |
13 | 1985年 | 該当者なし | 桂三枝 | タモリ ビートたけし | 片岡鶴太郎 月亭八方 | 笑福亭鶴瓶 立川談志一門 | 明石家さんま 所ジョージ | 西川のりお 山田邦子 古舘伊知郎 | 小堺一機 | 小堺一機 コント赤信号 桂小枝 嘉門達夫 たけし軍団 竹中直人 ハイヒール |
回 | 年 | 大賞 | 特別賞 | 奨励賞 | 話題賞 | 優秀賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 | ||
14 | 1986年 | ビートたけし | 明石家さんま | 桂朝丸 所ジョージ | コント赤信号と石井光三社長 東八郎 月亭八方 浜村淳 | 太平サブロー・シロー 小堺一機 | コント山口君と竹田君 | コント山口君と竹田君 桂雀々 桂三木助(4代目) キッチュ シティボーイズ たけし軍団 宮川大助・花子 | ||
回 | 年 | 大賞 | 特別賞 | 功労賞 | 奨励賞 | 話題賞 | 敢闘賞 | 優秀賞 | 最優秀ホープ賞 | ホープ賞 |
15 | 1987年 | 明石家さんま | 西川きよし | 内海桂子・好江 | 片岡鶴太郎 太平サブロー・シロー | 桂べかこ(3代目) 小堺一機 斎藤晴彦 デーモン小暮 | 小堺一機 | コント赤信号 宮川大助・花子 | ダウンタウン | ダウンタウン 桂三木助(4代目) キッチュ ダチョウ倶楽部 パワーズ やしきたかじん |
関連項目
フジテレビグループ / フジ・メディア・ホールディングス | ||
---|---|---|
放送持株会社 | ||
テレビ放送 | ||
衛星放送 |
| |
ネット配信 | ||
番組制作事業 | ||
技術・美術事業 | ||
コンテンツ事業 | ||
音楽出版事業 | ||
関連施設 | ||
送信所 |
| |
賞 |
| |
イベント |
| |
人物 |
| |
マスコット | ||
海外提携局 | ||
歴史・事件 | ||
関連項目 |
| |
1フジテレビジョン、ニッポン放送、ポニーキャニオンなどを子会社に持つ放送持株会社。 2系列局のうち、仙台放送はフジ・メディア・ホールディングスの連結子会社で、北海道文化放送、関西テレビ放送、テレビ新広島の基幹局3局はフジ・メディア・ホールディングスの持分法適用関連会社である。 3フジテレビジョン、ニッポン放送、ポニーキャニオン、産業経済新聞社、文化放送などを中核としたマスメディア連合体。 |